2016/04/07

自閉症の人を理解する

自閉症の話をすると、奇声をあげる変な人という認識しかない人が多すぎる。

私も放課後デイの仕事をするまでは、ほとんど理解がなかった。
小学校の時にいた自閉症の同級生のことを思い出す。あの時は先生もよくわかっていなかったから子どもたちに説明できなかったんだろう。

本を読めば主な症状とか対応の仕方なんかが書いてあるけど、実際に自閉症の人と関わってないとよくわからないだろうと思うものが多い。

まず、自閉症といっても自閉の度合いと知的レベルの高さによって様々で、人づきあいの悪い天才科学者も、なかよし学級にいる言葉は発するが話のできない子も自閉症の範疇になる。
社会生活に支障があれば障害認定されるがその境界はかなり曖昧で、自閉症の特徴を見るとけっこう当てはまるという人も多いと思う。

自閉症の原因についてはまだ解明されていないが、情緒をコントロールする前頭葉の発達が遅れているか、神経がうまくつながっていないのが原因なのかなと、私は考えている。


今のところ障害者福祉の分野で働くか、家族が自閉症でないと、自閉症の人と関わることはほとんどないので、小学校でなかよし学級と交流するときの質をもっと上げなければならないと思う。

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