2012年に制度がスタートし、事業所の数がどんどん増えています。
どこを選んでいいか悩みどころだと思います。
実際に働いた経験と保護者の方から聞いた話を元に、
どんな施設を選べばいいのかポイントを挙げてみます。
開所時間
仕事をしている人にとってはまず一番のポイントでしょう。
最低開所時間が4時間なので、13時-17時か14時-18時のところが多いです。
18時になんか帰れないという場合でも、送迎で一番後回しにしてもらえば
なんとか間に合ったりします。
預かり時間を含めて融通してもらえるか聞いてみましょう。
職員
障害児の分野は経験の浅い人が多いです。
特に放課後等デイサービスは制度が始まって日が浅いですし、指導員は無資格OKです。
まあ長ければ良いってもんでもないですが。
それに、放課後デイには責任者として、介護職5年以上の経験者が必要ですが、
高齢者介護業界からの引き抜きもOKです。
しかも労働時間ではなく労働日数でカウントするので、例えば週4でデイサービスの送り出し(30分)を5年間していたヘルパーのおばちゃんでも研修を受ければ責任者になれるのです。
ベストなのは保育士さんで障害児に理解がある人なのですが、保育士経験では責任者になれません。職員にそういう人が多ければ良いでしょう。
さらに放課後デイはの人員基準は責任者1人と指導員2人です。
指導員を3人に増やすと行政からお金が出ますが、4人目は出ません。
指導員が4人いるところは金よりサービスを重視しているといえるでしょう。
指導員がおばちゃんばかりの場合、せっかく天気がいいのに日焼けしたくないから外に行かないというところもありました。出かけたとしても、多動の子がいるのに日傘をさしていたり、ほんとひどい。
おともだち
お子さんが小1の女の子だとして、ほかの子が中学生や高校生ばかりだったら。。男の子ばかりだったら。。
どんな子が通っているのかは重要です。
また、多動の子がいると指導員がつきっきりになったりします。
定員は10人ですが目を離せない子が2人いると残り8人を2人の職員で見ることになります。
特におとなしい子はほったらかしにされがちです。
髪を引っ張ったり噛みついたりする子がいるとどうしても怪我をします。そこを納得できるかどうかも大事なポイントです。
曜日によってメンバーが変わったりするので、そのへんも合わせて確認すると良いでしょう。
過ごし方
事業所によって様々です。これは見学に行ったときに説明があるはずです。
・TEACCHなどのプログラムをつかって積極的に療育をする。
・とにかくパニックを起こさせないようのんびり過ごす。
・運動やリトミックなどを中心にスケジュール通りにこなす。
子どもに合いろうなところを選びましょう。
運営主体
社会福祉法人が運営していると、制度開始前から児童デイを運営しているし、信頼と経験がありそう。
NPO法人だとボランティア精神や社会の役に立ちたいという人が集まっていそう。
関係ないです。
それより、ハローワークなどで施設や運営主体を検索してみましょう。
どんな人を求めているのかわかります。
あまりにも給料が安すぎるところは避けるべきです。
また制度が始まって3,4年なのにコンビニのようにどんどん新規の事業所をオープンさせているところも気をつけた方がいいと思います。
今ざっと思いつくのはこんな感じです。
参考になれば幸いです。
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